Shared Element Transitions https://github.com/WICG/shared-element-transitions

github.com

ドキュメントloadイベント間に任意のコードを実行して画面のトランジションを実装するためのWeb API仕様。

MPA化するSPAとSPA化するMPA に載っていて知った。

Island Architecture の話でMPAはこれができんよなと言っていたけどやはりみんなそう思っているらしく、この解決策が提案されていた。

Shared Element Transitionsと聞き覚えのある名称はAndroid Activity——というかマテリアルデザイン意識したものらしい。

developer.android.com

https://http203-playlist.netlify.app/ のデモは効いてるか効いてないのかイマイチよく分からないけどhttps://simple-set-demos.glitch.me/4-fixed-header/ のデモはChromeでフラグをオンにするとブラウザで実装されていると思われるアニメーションでシュッと画面の読み込みが走る。

アニメーションはCSSでプロパティをカスタマイズできる。

中身を読んでみるとブラウザ上ではこういうコードが宣言されている。

navigation.addEventListener('navigate', (event) => {
  const response = await fetch(event.destination.url);
    const text = await response.text();  
    const transition = document.createDocumentTransition();
    transition.start(() => {
        document.body.innerHTML = /<body[^>]*>([\w\W]*)<\/body>/.exec(text)[1];
    });
});

ブラウザで起こるイベントはloadしてfetchしてloadしてだから未対応な環境では単に2つのloadが走るだけで、プログレッシブに使えますねということだと思う。

でも2回リクエスト走るとのかという部分や、従来のSPAのダウンロード済みのデータでオフラインで次の画面に変形するのと比べてどういう利点がありそうなのかはまだ定かではない。

サーバーやCDNキャッシュに処理が寄せられるとか、push/popナビゲーションとかprepend/dismissとかモーダルダイアログとかがブラウザやフレームワーク側に基本のトランジションが乗ってて、開発者はそれを指定するだけだと楽そうとかは考えられる。

EVE ghost enemies https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/220725f

news.denfaminicogamer.jp

この記事を読んでなんか熱量が高かったので購入してプレイしてみた。

EVEシリーズというのは全然知らなくて予備知識全然なかった。

はじめて30分ぐらいで90年代ぐらいのPCゲームから踏襲した感じのやつかと理解した。

ただ前作の話とかはバンバン出てきて俺は知らんが?と思う場面が何個かあった。説明はあるがコンテキストはよく分からない。

なんとなくBLACK LAGOONという作品を思い出した。

イミテーション・ゲーム https://www.amazon.co.jp/dp/B015SAFU42

カンバーバッチがチューリング役をやるエニグマ暗号解読についての映画作品。

ゆるコンピュータ科学ラジオというポッドキャストで言及されててそういえば観たことないなと思ったので見た。

‎ゆるコンピュータ科学ラジオ:Apple Podcast内の誤解まみれのチューリング。コンピュータの父ってホント?【チューリング1】#32

硬い感じの内容かと思ったら意外とお仕事モノ系のエンタメ作品だった。

映画 竜とそばかすの姫 https://www.amazon.co.jp/dp/B09QFGTP39

メタバース関連本に名前が出てきて分からなかったので観た。

同監督のサマーウォーズに似た作品ぐらいの予備知識だった。

一般的な感想とかけ離れていそうだけど東京の兄弟たちの父親の弱々しさが印象に残った。

『ケーキの切れない非行少年たち』に出てくるような事情を持った家庭を思い浮かべていた。

wasmbuild https://github.com/denoland/wasmbuild

github.com

  • wasm-bindgen のラッパー
  • deno-cliでプロジェクトの雛形を作成
  • 内部で cargo build を実行
    • 逆にいうとRust側の依存を減らしてDeno側で実装したというのがポイントらしい
  • WasmバイナリとJSバインデンィングを吐く
  • wasm-opt オプションがある

References

deno.com

『テクノロジーが予測する未来』https://www.sbcr.jp/product/4815616465/

「いちばんやさしいWeb3の教本」の回収について とくにコメントはしていないのだけど「他の本を読んだらいいのでは」と騒動を眺めながら思っていたので、AmazonでWeb3と検索して最初に出てきた本書を購入した。

www.sbcr.jp

JOI

MITメディアラボを辞任した伊藤穰一は最近YouTubeTwitterなどのソーシャルメディアでWeb3おじさん業をしているんだけど、そのあたりの活動のビジネス新書版。

[www.youtube.com

調べた限り2021年10月以降からNFTその後Web3について情報発信しているらしい。

joi.ito.com

プロトコル

いちやさ本ではTCP/IPGAFAが独占していることになっていたが本書ではブロックチェーンレイヤーから見たプロトコルとアプリケーション層という対比の仕方をしていた。

メタバース

「 web3、メタバース、NFT」と3つのキーワードを中心に解説しているというのが本書のコンセプトだが、メタバースに関してはVRアバター・NFTの話題で触れられる程度で比重が少なかったように思う。


非中央集権化を人々が望まない場合は新しい支配者に変わるかもねという話

さらには、クリプトエコノミーのなかに新たな支配者が生まれる可能性があることも、指摘しておかねばなりません。  そもそもクリプトエコノミーへの人口移動は、中央集権的なフィアットエコノミーの仕組みからの脱却を意味していたのに、移った先で新たな中央集権的な存在が現れるかもしれない。結果として「古い支配者」から「新しい支配者」に移っただけ、ということになる可能性があるわけです。 「新たな支配者」が現れるか、「真の民主化」が叶うか


Bored Ape Yacht Clubがディズニー並のメディア企業に成長するかもという話

単なる「猿の姿のPFP」からはじまったweb3の寵ちょう児じが、ものすごいレベルの技術力と資金力で既存大企業をなぎ倒し、日本を席巻する日も近いかもしれない。それが、すでにリアルな未来として思い浮かぶくらいの話になっているのです ネクスト・ディズニー」が日本を席巻する日

これはNFTコレクション以外は全然知らなったので眉唾ものだった。


あとはまぁ普通というかいちやさ本のように図解をたくさん載せる本でもないし、新書に期待する範囲の内容というか著者の主張も控え目な内容だった。

同時期に読んだ世界2.0という本はかなりアクの強い本で内容を読み解けたら感想も書きたい。