自分は労働者視点で読んでいるので、とくに以下の節が良いと思った。
- 業績を上げるためコスト構造を見直し人件費を削減した
- アルバイトのスタッフの稼働時間を減らしてもオペレーションが成り立つように改善した
- 収入の減った旧スタッフは離れてしまった
- スポットのスタッフでも対応できるよう改善した
- スタッフを定着させるために条件を改善した
- 結果アルバイトの時給が850円から1100円にアップした
悲観的には旧スタッフからすると新参オーナーに食い扶持を減らされたように感じるだろうけど、先にスタッフの時給だけを上げても問題が解決しない。
新スタッフにとって変更後の稼働時間は合意が取れているので、時給を上げる=人件費増という結果にもなってない。
楽観的に見ると旧スタッフは経営が破綻する前に余裕を持ってアルバイトを変えることができるし(急に収入減らされてるのに余裕はあるのかという話はあるけど)、雇用の流動性がうまく機能してる例なのかなと思いながら読んだ。
逆に旧スタッフが残り続けて反対勢力化したらどうなるんだろうと想像してしまった。