ウェブのプラットフォーム化 | Real World HTTP 第3版

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  • 第三版で追加された章。1つのアカウントを複数のサービスで利用するようなプラットフォームについての解説
  • OpenSocial
    • Apache Shindigでできたサービスの開発をやっていたかとがあるので懐かしい
  • ウェブフック
    • 原始的な仕組みなのでずっと生き残ってる方法。Web 2.0の時に知った。認証がシンプルだが運用が面倒という印象だった
    • ちょっと前にSlack BOTの新SDKを使ったら脱ウェブフック化されていてサーバーとpubsubする方式だった
  • スーパーアプリ
    • ケータイポータルみたいなもののスマホ版。BATが注目された時期にアプリ実装しなくて楽という文脈で聞いた。LINEが真似してていくつかアプリを作った
    • プラットフォーマーになる中央アプリのベンダーが自社アプリのWebViewと連携してを拡張して、そのAPIをJSのライブラリから触れるようにしていた
    • 初期iPhone SDKはサードパティはWeb配布するデザインだったが同時のWebViewで満足にアプリが動かなかったのでCocoaの軽量APIが提供されるようになった。という噂を見かけた
    • 本書ではElectronを使ったデスクトップアプリのミニアプリランタイム実装例が示される。カスタムスキーマのURLをfetchするとそのアプリ独自のリソースが取得できるようにする
    • au PAYではJavaScript関数単位でホワイトリスト許可しているらしい。確かLINEにも似たような権限制御の仕組みがあった
  • 感想
    • 最近スーパーアプリのようなウェブアプリのサードパーティプラットフォームが盛り上がっている記憶はないけど何かあるんだろうか
    • ウェブフックのようにエンドポイントだけ用意してミニアプリ開発者がSDUIのようなDSLを記述してレスポンスを返すとよりリッチなアプリ内アプリを再生できるアーキテクチャとかどうだろう